こんにちは!横浜の害虫駆除ならお任せのビートシステムです。
今日は、ネズミとネズミ用の粘着マットの関係性についてのお話です。
ネズミが、家に侵入してしまうと、咬害による停電や感染症、媒介するダニなどによって、人間の生活に影響を及ぼすことがあります。長期間住み着いていればいるほど、悪影響を与える確率は高まる為、気づいたら、なるべく早い段階で対策を講じることが肝要です。
ホームセンターなどにもネズミ対策のコーナーがありますよね。
種類豊富に販売していますが、根本的な考え方を理解した上で用途に応じて購入するものを考えないと勿体ない支出になってしまいます。例えば、置くだけでネズミが来なくなると謳っている忌避剤。一時的に警戒させて近寄りにくくする効果はありますが、永続する効果ではありません。個体によって差はありますが、慣れてしまうと、元通りの状況に戻ってしまいます。また、薬品によって鼠が100%近づく事ができないような雰囲気を謳っている商品もありますが、そのような環境は同じ哺乳類である人間も近づけません。そんな危険な毒ガスみたいなものが実際の効力がある場合、販売認可はしてもらえないと考えております。
そして、本題の粘着マット(粘着シート)。200円~程度から購入出来、少ない枚数でも捕まえられる感じで書かれています。敷く場所を上手に絞り込んだうえで集中的に敷くか、個体が子ネズミ(幼獣)ばかりであれば、上手くいくかもしれませんね。でも、一定期間住み着いた親ネズミが相手だと簡単に捕獲できるものではありません。
ネズミは、とても警戒心の強い生き物です。まず、粘着マットを引くとネズミは「なんじゃこりゃ?」と気づきます。そして、遠回りして粘着マットを避けて通過してしまいます。ネズミは環境の変化にも注意深く敏感なのです。しかし、ネズミは人間と似ていて、生活環境に慣れていきます。長い間、ネズミ用の粘着マットが敷いてあると敷いてあるのが当たり前のようになってきます。警戒心が薄れて、うっかり粘着マットに引っかかり易くます。自分自身思うに、車の運転と似ているかなと思います。免許取り立ての最初の頃は、緊張感を持ち慎重に注意深く運転しますよね。車は慣れた頃が危ない!とよく耳にします。人間もネズミも、それぞれの性格は様々ですが、慣れって怖い事だなぁ~って誰もが思ったことあるのではないでしょうか。
「粘着マットで捕獲したい場合は長期間に渡って敷き続けること」。これが捕獲率を高める一番の方法です。粘着マットの敷設に関する応用編はまた改めて!