出口を無くしたネズミが家に閉じ込められてしまうケース

こんにちは!横浜市のネズミ駆除をしておりますビートシステムです。

12月半ばに入り、急に寒気が舞い降りてきましたね!

今年も終わりに向けて弊社も業務のラストスパートを掛けたいと思います。

さて、今年訪問したネズミのお話になります。

Aさんという方より、半年ほど前からネズミが出るようになったというご連絡を頂きました。

こちらのご家庭では、ネズミのフンが居住空間で見られるようになったということと、人が寝静まった夜にしばらくして天井裏からカタカタと音が頻繁にするようになったというお話を聞きました。

娘さんがネズミ駆除に関して色々調べ上げ、粘着マットやモニター、ライト、ネズミが嫌がる臭いのハーブスプレー等…、様々な術を捜してはトライしていたようですが、思うようには効果が上がらず。ここは一度やはり業者さんに話を聞いてみようという話に至ったそうです。

お伺いすると確かに色々試行錯誤した痕跡がありましたし、天井裏にまでも毒餌とマットを自分で敷いて…。ここまでやってくれる娘さんは実に親孝行だなと本当に感心してしまいました。

パンチングメタルを設置します。
弊社ではこのようなパンチングパネルで通風孔を塞ぐことも多いです。但しタイミングも重要です!

しかしながら実はここに、抜け落ちている大事な点がありました。

家の通風口の隙間を自分で埋めたところまではよかったのですが、

それにより出口を無くしたネズミが今度は家に閉じ込められてしまい、外に出られなくなったので余計に居住者が家中で気配を感じ易くなったということです。

当然外に餌を取りに行くことも出来ないので、そうするとネズミは家のキッチン周りで食べられそうなものを物色するようになっていきます。キッチンでの遭遇率が高いのは餌を探しているからという事も往々にしてよくあることです。

粘着マットの敷き詰め
粘着マットもこんな風に屋根裏に敷き詰めることもよくあります。これもラットサインの近くに置くなど、場所が大事です。

また、鼠は住み慣れた空間が大好きです。ネズミが嫌がるスプレーなども一時的には警戒させる効果があります。ただ、しばらくすると、臭いにも慣れてしまいますので相当にこまめに処置し続ける&いろいろと仕様を変更していくなどをしていかないと殆ど効果は期待出来ません。あと、同じ場所に散布し続けたとしても、天井裏は広いので居場所を移すだけの可能性も高いのです。

ネズミは人が思うよりも遙かに学習能力が高い生き物です。

ある種、ネズミ駆除そのものは人とネズミとの間の「いたちごっこ」の攻防戦です。

出入口をどのタイミングで塞ぐかという部分は非常に悩ましいところですが、今回は「ネズミの出口を予め残しておいて、屋外で駆除する」ということが出来なかったケースとなります。侵入隙間をビデオカメラなどで監視し続けて屋外に出た瞬間に塞ぐことが出来れば万事解決ではあるのですが、それが最も難しい部分ですよね。

ネズミ駆除は、トライ&エラーを繰り返しつつ、対策を行っていくものではあるものの、家主の為にも今後も全力で解決に向けて立ち向かって参ります。お困りの際にはご相談下さい。

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