

出口を塞がれたネズミが家に閉じ込められる理由と、パンチングパネルを使った安全な侵入防止法
こんにちは!横浜市のネズミ駆除をしておりますビートシステムです。
今回は、ネズミ対策で多い「出口封鎖の失敗例」と、私たちプロが実際に使っている パンチングパネルによる侵入防止対策について、わかりやすくお話ししたいと思います。
「出口を塞いだ後に天井裏の音が逆に増えた」
「台所にまで出るようになった」
というケースです。
出口を塞ぐ前に 追い出し作業 を行わないと、こういったトラブルにつながります。
例えば、今年訪問したネズミのお話になります。
Aさんという方より、半年ほど前からネズミが出るようになったというご連絡を頂きました。
こちらのご家庭では、ネズミのフンが居住空間で見られるようになったということと、人が寝静まった夜にしばらくして天井裏からカタカタと音が頻繁にするようになったというお話を聞きました。
娘さんがネズミ駆除に関して色々調べ上げ、粘着マットやモニター、ライト、ネズミが嫌がる臭いのハーブスプレー等…、様々な術を捜してはトライしていたようですが、思うようには効果が上がらず。ここは一度やはり業者さんに話を聞いてみようという話に至ったそうです。

しかしながら実はここに、抜け落ちている大事な点がありました。
家の通風口の隙間を自分でパンチパネルで塞いだところまではよかったのですが、
それにより出口を無くしたネズミが今度は家に閉じ込められてしまい、外に出られなくなったので余計に居住者が家中で気配を感じ易くなったということです。
当然外に餌を取りに行くことも出来ないので、そうするとネズミは家のキッチン周りで食べられそうなものを物色するようになっていきます。キッチンでの遭遇率が高いのは餌を探しているからという事も往々にしてよくあることです。
また、鼠は住み慣れた空間が大好きです。ネズミが嫌がるスプレーなども一時的には警戒させる効果があります。ただ、しばらくすると、臭いにも慣れてしまいますので相当にこまめに処置し続ける&いろいろと仕様を変更していくなどをしていかないと殆ど効果は期待出来ません。同じ場所に散布し続けたとしても、天井裏は広いので居場所を移すだけの可能性も高いのです。
ネズミは人が思うよりも遙かに学習能力が高い生き物です。
ある種、ネズミ駆除そのものは人とネズミとの間の「いたちごっこ」の攻防戦です。
出入口をどのタイミングで塞ぐかという部分は非常に悩ましいところですが、今回は「ネズミの出口を一旦予め残しておいて、屋外で駆除する」ということが出来なかったケースとなります。侵入隙間をビデオカメラなどで監視し続けて屋外に出た瞬間に塞ぐことが出来れば万事解決ではあるのですが、それが最も難しい部分ですよね。
正しいネズミ駆除の流れ
① 追い出す(毒餌・環境改善)
まずはマット、毒餌などでネズミを家から出す作業を行います。
学習したネズミは粘着マットにかかりずらいです。
(例えばAmazonで加工するサイズ感として使い易いものを選んでみました)→
② 全ての侵入口を高耐久素材で塞ぐ
弱い素材(木板・段ボール・ガムテープ)はすぐ破られます。
また、薄いアルミ板も場合によっては齧られますので、ステンレスパンチパネルが一番望ましいです。
完全封鎖は必ず 最終工程 です。ネズミ駆除は、トライ&エラーを繰り返しつつ、対策を行っていくものではあるものの、家主の為にも今後も全力で解決に向けて立ち向かって参ります。
(Amazonでサイズ的にもカット加工し易い手頃なステン材を探してみました。手を切ると危ないので専用の鋏をご利用ください!)→
【 横浜市でネズミ被害にお困りの方へ】
横浜市内では、築年数や周辺環境にかかわらずネズミ被害が増加傾向にあります。
- 天井裏で音がする
- 小さな糞を見つけた
- 食材をかじられた
- 配線被害が不安
- 部屋にいただけでダニに刺された
こうした小さなサインは、被害が始まっている証拠かもしれません。
ビートシステムでは、
横浜市全域でネズミ駆除・調査を行っております。
まずはお気軽にご相談ください!
「ホームページを見た」とお伝えいただければスムーズです。

