こんにちは!横浜の害虫駆除屋さんビートシステムです。
季節は真冬ですね。朝起きる時、布団から出る時が一日の中で一番辛い今日この頃です。冬となり虫やゴキブリを見なくて嬉しいと思う方もいるかと思います。今日は、冬場のゴキブリはどこに潜んでいるのか?また、それに伴う冬場の害虫駆除作業の必要性についてのお話をさせて頂きます。
まず、ゴキブリと言ったら暖かい時期に見掛けることが多いですよね。一般的に多く見られるチャバネゴキブリは、食べ物がある場所、暖かい場所、水がある場所などを生息条件としています。
もともとの原産地は南アフリカであり、14度以下の環境では生息繁殖できない為、暖かな場所を好むのです。逆説的に考えると、冬期は体温維持が可能な熱源付近、かつ少量の食べ物や水分が補給できる場所でしか生きることができないとも言えます。また、ゴキブリは暗いところや狭い場所を好んで生息します。電気をつけると、たくさん居たゴキブリ達が時間経過と共に姿をくらませていくのはそれが理由です。
飲食店舗や一般家庭の方々とお話しすると、「夏場にはたくさんゴキブリを見たけど、もういなくなっちゃったよ。」という声をよく聞きます。しかし、本当にそうでしょうか?防除作業をしていなくなったのなら、それでよいのですが、そのような対策作業を行っていないのに、個体数が自然に減少して結果としていなくなるということはまずありません。生息できるポイントでひっそりと繁殖しているだけなんです!「冬は全然出なかったけど、春になったら急にゴキブリが出るようになった」と言われる店舗やご家庭は、まず間違いなく、そのパターンが当てはまります。
生息個体数が非常に多くなってしまった場合は、かなりの難防除事案になることが多く、単発スポット施工では効果が期待しにくくなります。卵には薬品が効かない為、駆除スピードが繁殖スピードに追い付かないのです。結果としては一定の生息レベル数に落とすだけでも短期間で複数回の対策施工が必要となります。また、機器類の基盤などに営巣してしまうと、ショートなどの危険性も出てしまうため、そもそも薬品で処置できない場合も出てきます。最悪の場合は機器の買い替えという結果になることもあります。
ゴキブリは生息個体数が少ないときの方が容易に駆除できることがほとんどです。1匹見たら30匹という言葉はよく聞かれると思いますが、目撃情報があった際にはなるべく早く、対策作業を行うことが望ましいと思います。
ここまでで思い当たる方がいらっしゃいましたら、春先に「手遅れだった~」となる前の寒い時期にゴキブリ対策作業を検討されることを推奨致します。