ネズミの出入りの形跡を知る手掛かりにもなっています。

こんにちは!横浜市の町のビートシステムです。

今日はネズミがいる痕跡はどういうものなのかという、お話をさせて頂こうと思います。

ブレーカーの隙間から出入りしている形跡である黒い汚れ、これがラットサインというネズミの出入りしている形跡です。

明らかに、出入りしていると思われるネズミの穴

ブレーカーの近くとは限りませんが、家の外、室内など一人暮らしのお年寄りの家などでこういった鼠が通り道にしている穴の痕跡をよく見かけます。上の写真を見ると、おそらく既に年数が経過している家のように思えます。経年劣化などによるスス埃に見えますが、実はそうではないんですね。。

壁に爪を引っ掛けて上手に2階まで登っていくのがクマネズミです。下水道などによくいるドブネズミは木登りが苦手なので、この高さまで登れません。

木登りが得意であるクマネズミがよく寒くなった11〜12月頃に暖かな一軒家の屋根裏に生息するのはよくあることです。屋根裏住み家から、このブレーカーの穴までやってきて、人間の食べ物を物色し、出ていた乾物、米、仏壇に上がっていたお供え物なんかを食べてしまったりします。食べ物が近くにあって、暖かな人の住み家というのはネズミにとっても格好な住み家なのです。寒くない時期は屋外でも大丈夫ですけど、快適な場所が好きなのは人間と一緒ですね。

そもそも耳が遠くなったお年寄りが、このネズミの気配にしばらく気がつかず、一定期間経過すると、ネズミの大所帯が屋根裏に出来上がっていたりするものです。ホームヘルパーさんが、ネズミの糞などでネズミの存在に気が付き、ヘルパーさんより連絡を受けたケアマネージャーさんから弊社に連絡があるというケースもよくあります。

その際は、お住いのお年寄りとヘルパーさんによるお立会いの元、駆除施工にあたります。ただし、それも冬場だけの話となります。

毒エサを使う最大のデメリットは鼠の死に場所を指定することができない点です。壁の中の空間で死んでいる場合など見つけることが出来ない箇所で死んでいることも度々あります。それこそトコトン解体すれば見つかるでしょうが、お住いをどこまで壊すのかはその後の修復を考えると積極的にはやりにくい部分だと思います。時期を問わず、壁面内で鼠が死ぬ確率はありますが、悪臭レベルは気温によって差があり、ミイラ化するまでの2ヶ月程度が特に影響が大きいです。なので弊社としては夏場はお勧めせず、冬場を中心に駆除をしております。

ここまでお読み頂いて、ありがとうございました(^_^)

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