ネズミとネズミ用粘着マットの応用編です。

こんにちは!笑顔溢れる横浜の害虫駆除屋のビートシステムです。

前回、ネズミとネズミ用粘着マットの関係性についてお話させて頂きました。お読み頂いた方々、ありがとうございました!今回は、ネズミとネズミ用粘着マットの応用編です。

前回は、「粘着マットで、ネズミを捕獲したい場合は長期に渡り敷き続けること」これが捕獲率を高める一番のポイントだとお話しさせて頂きました。短期間で簡単に、ネズミ駆除を行うということは難しいと認識されたかと思います。

季節もすっかり秋になり、朝晩は肌寒くなって来ました。この時期になると、ネズミ駆除のご依頼を頂き、一般家庭にお邪魔させて頂く機会も増えています。

まず、一般家庭にお邪魔する際、「どの部屋でネズミを見かけるのか?」、「どの部屋で何がかじられているのか?」、「目撃した鼠はどこに逃げて行き、どこで姿を消したか?」など、鼠に関する情報のヒアリングから開始します。それらの情報を総合的に判断したうえで、点検を行っていき、対策を考えて行きます。

ネズミが侵入している僅かな隙間を見つけることは想像以上に労力がかかります。家の大きさにもよりますが、1時間程度で全ての部屋を点検しながら施工するのは無理なことが多く、侵入しているお部屋を絞り込むことが大事になってきます。この部分に関してはご依頼されたお家の方々のご協力がとても重要になってきます。

ネズミが侵入しているお部屋には、必ずラットサインというネズミの侵入形跡が残されています。ネズミの足跡や齧り痕、それに糞。他のお部屋に移動できない環境下において、ある一部屋だけにそれらがあるのであれば、侵入経路はその部屋のどこかにあります。そのように絞り込みがなされれば、より密度の濃い捜索や対策が行っていけるため、結果的に施工回数が少なくて済む、ひいては家主さんが負担する金額も少なくて済むというメリットがあります。

「部屋毎に扉がついてないから絞り込み自体ができないよ~」という方もいるかもしれません。業者を何回も入れて費用をかければ問題ありませんが、なるべく短縮したいですよね。そんなときには粘着マットを敷いて塞ぐというのも応用技術です。鼠が通れないように通路の隅から隅まで敷き詰めれば一時的な移動阻止にはなります。そのうえで、鼠がどの位置で捕獲されるか、どの位置から足跡が始まっているか、などの情報を見れば、意外とルートが絞り込める場合もあります。

「粘着マットを上手く利用すると、捕獲以外にも移動阻止や侵入ルート特定などの情報を得られる」。一般的にはあまりイメージがないかもしれませんが、意外と重要な部分ですので、鼠でお困りの方は先ずはセルフでも絞り込みを進めていくのがいいかもしれませんね。そして出来ましたら、そのうえで弊社までご連絡頂ければ幸いです。お困りの際に頼って頂けるよう、これからも多くの経験を積んで参ります。

ここまでお読み頂き有難うございました。次回は捕獲するうえで、変わった鼠粘着マットの使い方などもご紹介したいと思います。

関連記事

コメントは利用できません。